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【ほめ下手だから上手くいく 著者:西村貴好】の中で堀下事務所がモデルになっています!

一般社団法人日本ほめる達人協会理事長の西村貴好先生の
【ほめ下手だから上手くいく】の本の中で、堀下事務所がモデルとして載りました!
※下記抜粋です。

ほめ下手だから上手くいく1.jpg

「苦手」を認めれば強くなれる(P148)

 どんな人であっても得意もあれば「苦手」もあります。
しかし、人は自分の苦手を「弱さ」と考えてしまい、なかなか認めようとしません。
 私もかつてはそんな人間のひとりでした。自分は他の誰よりも強くあらねばならない。
他の人よりも頭一つ明確に抜きん出ているように見えなければいけないと必死に生きてきました。
『リーダーは、常に強くなければならない』という考えが結果として私自身を苦しめることにもなっていました。
 「ほめ達」となり『完璧でなくていいんだ』と考えられるようになり、『自分は、苦手なことが多い』、ときに弱い人間なんだ』と認めることができるようになりました。
すると、それまで心を覆っていた重苦しい雲が晴れ、まぶしいお日様が目の前を照らしてくれました。
 組織のトップに位置するような、常に集団の先頭を走ってきた人にとって「自分の苦手や弱さ」を認めるのは辛いこと、怖いことかもしれません。
しかし、「自分の苦手や弱さ」を認めた先に、人としての「本当の強さ」があるのではないでしょうか。

 「ほめ達」での私の活動は、全国各地での講演や研修、セミナーの他、依頼があれば企業のコンサルティングも行なっています。
先日、とある企業のコンサルティングを毎月1回、半年間、行ったのですが、
そこで私は「自分の苦手と弱さを認め、そこから人として本当の強さを獲得した」リーダーにお会いすることができました、
 その企業は社会保険関係の仕事をしており、従業員数は30名弱。
その会社はこれから「働き方改革を取引先に提案していきたいので、まず最初に自分たちの会社が改革を実践したい」ということで私のところにお話がありました。
 その会社の社長が起業をしたのは約10年ほど前のこと。起業した当初は典型的なワンマン社長で、ノリも体育会系だったそうです。
社員たちに対して「なんでこんなこともできないのだ!」と毎日怒鳴り続けていたそうで、
当時からいる社員の方は「あの頃の当社は、ブラックを超えたダーク企業でした」と仰っていました。

 その社長が5年ほど前から徐々に『このままではいけない』と感じ始め、その会社はブラックからホワイトへ変わることを目指すようになります。
社長も社員を怒鳴るようなことはなくなり、ひとりひとりの個性を生かした社会づくりをされようとしていました。
ここまで会社の経営方針を大きく変えるのは、社長にとっても大きな決断だったに違いありません。
 半年間続いたコンサルティングの最終日、社長へのサプライズとして全社員が「社長への感謝の手紙」を読み上げました。
読むも涙、聞くも涙の感動的なサプライズだったのですが、
その中で会社の創業期から在籍しているナンバー2の幹部の方が「社長がここ1年で言わなくなった言葉があります」と手紙を読み始めました。
 かつての社長は、営業先の社長に「経営者は孤独ですよね」と言う口癖があったそうです。
ワンマン社長であるがゆえに、日頃から孤独感に囚われていたのでしょう。
また、営業先の社長とのトークで 「経営者は孤独」と言うと共感される、話が盛り上がる、そのため口癖になっていたのかもしれません。
 近年の社長の姿に、かつての「ワンマン」の面影はもうどこにもありません。
社員の力を借り、組織を大きくし、業績を作り上げてきた結果、
社長の心の中に「社員に支えてもらっている、助けてもらっている」という感謝の気持ちが湧いてくるようになってきたのです。
 社長は、自分ひとりでできることの限界を認め、その先にある世界観をビジョンとして示し、社員に感謝できるリーダーになりました。
すると、それまで感じていた「経営者の孤独」から社長は解放されたのです。
自分ひとりの力の限界を認めることで、本当の強さと力を得られることをこの社長は体現しています。