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2023.04.10

介護休業給付金とは?

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介護休業給付金 / 雇用保険 / 給付金 / 介護休業
親の介護のため仕事を休みたいけど、給付金ってもらえるの?

はい、介護休業給付金を受給できる可能性があります。

介護休業給付金って何?

介護休業給付金とは、雇用保険の制度であり、雇用保険加入者の「配偶者、子供、兄弟、祖父母、配偶者の父・母」の介護をするために仕事を休んだ場合の給料の約67%が保証される制度で、介護対象者一人につき、最大93日を3回まで分割して介護休業を取得し、給付金も3回分受給することができます。

〈例〉10月1日~11月15日まで(46日間)・・・1回目の介護休業

   12月1日~12月15日まで(15日間)・・・2回目の介護休業

   1月15日~2月15日まで(32日間)・・・3回目の介護休業

上記それぞれの期間に応じて介護休業給付金を申請することが可能です。

なお、介護休業給付金の申請対象となる介護休業とは、2週間以上にわたり、常に介護を必要としている状態にある家族の介護をするための休業のことです。

※介護休業期間は必ず2週間以上である必要はありません。支給対象となる介護休業の判断において、要介護者の状況を示すために設定された期間を意図しています。

常に介護を必要としている状態とは、疾病や身体上もしくは精神上の障害のため、歩行や食事、排せつなど日常生活に必要とする状態であることを言います。

介護休業を取得したい場合は、介護休業開始2週間前までに事業主へ申出を行ってください。その際は「介護休業申出書」も忘れずに提出をしてください。

介護休業給付金の受給要件は?

①介護休業を開始した日以前の2年間で、雇用保険被保険者期間が11日以上ある月が12ヵ月以上あること。

②契約期間の定めがない

 介護休業開始予定日から93日が経過する日から6ヵ月経過する日までに労働契約が終了していないこと。

上記要件を満たしていなければ介護休業給付金の申請はできませんので、しっかり確認しておきましょう。

介護を目的とした離職を防ぐためにもこのような制度は積極的に活用していくことをお勧めします。その為にも給付金の内容や制度について理解しておきましょう。

介護休業に限らず、雇用保険制度には様々な給付金があります。

雇用保険加入者が受給できる給付金制度に関する内容についてはこちら(高年齢継続給付)をご覧ください。

「介護休業給付金」のご相談をされたい場合は、沖縄の社会保険労務士法人堀下&パートナーズへお問い合わせください。

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